この録画を先ほど早回しで斜め観していたら、東国原英さんが作った俳句が目に留まりました。
夏の果 ボサノバと 水平線と
私は最初この句を見た時、ちゃんと五七五になっていない「おさまりの悪さ」を感じたのですが
夏井先生の評に曰く:
破調させている事により夏の気だるさが表現できている
ボサノバという音楽とも呼応している
との高評価でした。
破調させている事により夏の気だるさが表現できている
ボサノバという音楽とも呼応している
との高評価でした。
なーるほど、わざとルール逸脱による「気だるさ」の表現ですか。
確かに、これは正調を外れたリズムが、ボサノバの裏拍子と響き合って、
水平線の彼方よりアストラッド・ジルベルトの脱力系(?)の歌が聞こえて来る感じを盛り立てています。
確かに、これは正調を外れたリズムが、ボサノバの裏拍子と響き合って、
水平線の彼方よりアストラッド・ジルベルトの脱力系(?)の歌が聞こえて来る感じを盛り立てています。
俳句とは異なりますが、私の描く水彩画がいつも自分で見返して面白く無いのは、
構図デッサン色調コントラストと言った基本に気を配った、いわば五七五遵守ばかりで、
定石を外すような、チョイ悪表現を使えていないのが原因かもしれんという思いが沸いてきました。
構図デッサン色調コントラストと言った基本に気を配った、いわば五七五遵守ばかりで、
定石を外すような、チョイ悪表現を使えていないのが原因かもしれんという思いが沸いてきました。
夏井先生の指導は俳句だけでなく絵の勉強にもなります。